防染した円形の輪郭が、ほたるの光のように、
うっすらボヤける絞り染めを「ほたる絞り」といいます。


本来の、布によるほたる絞りでは、
屏風畳みをして、何層もの布を、
一度に丸い綿で縫い留めますが、
革の場合は、一枚の状態で、防染用の丸い革に
綿をあてて染色します。

染色の度に表情も異なるため、
試行錯誤しながら、ほたる火を表現する日は続きます。

✜使用素材✜ 純白ピッグ