革の藍染め~一期一会
大好きな藍色、大好きな藍染め
ため息が出るほど見とれてしまう絞りの伝統の技を、
いつか革でやってみたい!
その想いを、やっとカタチにすることができました。
染めて 休ませて 染めて 休ませて・・・
濯いで ゆっくり乾かして ・・・
それから、染色による革へのダメージを
少しずつ取り除く処理も行っていきます。
そして、オイルを指で丁寧に、
なんども何度も擦り込んで 全体に馴染ませ、
なんども何度も揉んで 柔らかく戻していきます。
ここまでの間に、いつしか革と会話をしていることに気づきます。
革はひとつひとつ生きています。
だからこそ、出来上がった藍色は、その時々で違う表情を見せます。
絞りも然り。
ある程度の出来上がりのイメージを持って絞ってみても
最終的に解くまで、わかりません。
この瞬間が何とも言えずワクワクするのです。
森羅万象の出合いが織りなす「革の藍染め~一期一会~」を
お楽しみいただけましたら幸いです。