モンゴル(蒙古)・チベット、この地区特有の絞り技法は、
総じて「蒙古絞り」と名付けられているようです。

本来は、厚手のフェルト地やウール地を丸く染め抜き、
中心に十字を染め出した絞りですが、この多彩な模様は、
日本でも茶席の敷物や座布団として珍重されてきました。


布では、朝顔のような形に染め上がる、
この可愛らしい模様を革でもできないだろうか、、
とトライしたものがこちらです。

中に芯を入れ、頂点を取り、
ひとつひとつ丁寧にヒダを畳んで絞っていきます。

布と同じように絞っても
朝顔の形ではなく、革特有の染め上がりになりました。

✜使用素材✜ 純白ピッグ